喧嘩が続くカップルの特徴|恋愛心理を実例で解説(ラブトランジット3より)

今更かもしれませんが(笑)、
先日から友人のススメで
「ラブトランジット3」
を見始めました。
「ラブトランジット」とは
元カップル×5組がホテルで1か月間
共同生活をしながら、
「復縁をするのか?
それとも新しい恋を選ぶのか?」
というのを楽しむ
恋愛リアリティーショーです。
今日はラブトランジット3の「第3話」
とあるカップルの喧嘩シーンについて
感想を書いてみたいと思います。
というのも――
このシーンこそ、
世のご夫婦、カップルの喧嘩の象徴で、
私がみなさんに伝えたいことが
詰まっているからです😂
仲人として、これは伝えなアカン!
と思ったので、ぜひ読んでみてくださいね✨
(※ネタバレは一応ないですが、
「何も知りたくない!」という方は
見終わってからご覧ください🙏✨)

喧嘩が別れにつながる最大の要因は“被害者意識”
第3話では、
ある元カップル同士の二人が
「自分たちの過去」について
語り合うシーンがあります。
(50分あたりから)
言葉は違いますが、
やりとりの要約はこんな感じです。
↓ ↓ ↓
女性「あなたを信じられなかった」
男性「自分を信じてほしかった」
女性「ずっと連絡してほしかった」
男性「ずっと連絡を待ってた」
男性「なんで分かってくれないの?」
女性「まず私の気持ちを分かって」
男性「なんで信じてくれないの?」
女性「信じさせようとしてくれないの?」
…お気づきでしょうか。
この喧嘩、
面白いほど鏡なのです😭(笑)
そして二人は言うことだけでなく、
スタンスもまったく同じ。
「私(俺)は悪くない。
あなたが悪い。」
という被害者意識です…💦
「分かってくれない、あなたが悪い」
「大事にしてくれない、あなたが悪い」
だから「分かって」「大事にして」と
相手をコントロールしようとする。
実はこの手の喧嘩、
世のカップル、夫婦に
とっても多いやりとりなのです。
そして残念ながらお互い「被害者」で
パートナーと関わりづつける限り――
待つのは破局です。

相手をボロボロに傷つけ、
自分も「ボロボロにされた」と悲しむ。
その結果、別れることに…
けれど、いざまた新しい恋を
始めたところで
スタンスが変わってないと
同じことを繰り返します。
”被害者意識”であり続ける限り、
また似た喧嘩を
繰り返し続けるのです。
女性が「どうすればよかったの」
と泣くシーンがありました。
答えは簡単です。
被害者意識をやめ、
自分のスタンスを見直すことです。
それしかありません。
どれだけ「相手が悪い」と思っても、
喧嘩はすべて【50対50】。
どちらにも責任があります。
どのような喧嘩であっても
相手が浮気しようがDVしようが、
【100対0】はまず存在しません。
だからまずは
「自分がこの関係を創った」
という事実に向き合うこと。

「信じてくれなかった」
という被害者意識ではなく、
「信じてもらえないような
自分であった」
という事実を見る。知る。
見たくない自分を、
受け入れる。
そして人をコントロールしようと
するのではなく、
自分で人生の主導権を握る。
「あなたが連絡して」じゃなくて、
「私が連絡する」
「信じて欲しかった」ではなく、
「信じてもらう努力をする」
【あなたが〇〇しないと、
私は幸せになれない】
――この他責思考こそ、
不幸の始まりです。
なぜならどんな相手も、
あなたの期待に応えるために
生きているのではないから。

幸せに生きるためには、
「〇〇して」と相手を
変えようとするのではなく、
「私が〇〇する」
というスタンスで生きる。
被害者ではなく【当事者】で生きる。
そして素直になることです。
私から見れば二人とも可哀想に、
とても傷ついていました。
二人は本当は怒りたいわけでも
責めたいわけでもないはずです。
きっとただ、
「悲しい気持ちを
ちゃんと分かってほしい」のです。
でも…それ以前に
お二人とも自分自身で
自分の悲しみをしっかり
感じられていません。
そこにある感情のはずなのに、
宙ぶらりんになっているのです。

分からないから、
怒りとして表すしか出来ないのです。
「本当は悲しい」
と気づけたら、その瞬間、
素直になれます。
相手を責める必要がなく、
「悲しかったの」
と伝えれば良いのです。
なのでまず、
自分で自分の気持ちを
分かってあげること。
それが出来てようやく、
人は素直な会話が出来る
と私は思ってます。
ちなみに【ヒロイン婚活塾】では
「結婚後の幸せにコミットする結婚相談所」
を掲げていますが、
その本質はまさにここにあります。
つまり
「自分のスタンスを見直し
人生の主導権を握り
心を感じ、素直に生きる」
ということです。
他責ではなく、当事者…
つまりヒロインとして、
あなたの人生を生きるのです。
それが自分を幸せにする方法であり、
人と幸せに生きる道となります。

ただ、
「心を感じる」
「素直な気持ちを掴む」ことは、
一人では難しい場合が多いです。
だからこそ、
心理カウンセラーの私たち夫婦が
丁寧に寄り添い、伴奏させていただきます。
